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倉阪教室ノート Part2 ~永続地帯研究~

※永続地帯研究ダイジェスト
■太陽光発電:発電量だけでみると、日本の必要電力の全てをまかなうだけのポテンシャルはある。ただし日射量が、天候などの自然に左右されるため太陽光発電のみでは不安定。
■水力発電:ダムを作らなくても、流れ込み式の水力発電でかなりの部分を安定的に供給できる。山梨県には稼働実績の高い水力発電がすでにあり、千葉市幕張の給水場の水力発電は採算が取れている。河川、浄水場などの水処理施設他、その地域の特徴、常に安定的に水が流れる場所に設置すれば安定的に発電ができて有効。
■地熱発電:資源量は世界第3位だが、ほとんど利用されていない。開発が進まない原因である国立公園や温泉との調整が今後は必要。
■風力発電:海の上は安定的に風が吹いているので、浮体式の洋上風力発電は期待できる。陸では適地が限られる。千葉県では館山が適地だが、国定公園との調整が必要。
■バイオマス発電:森林におおわれた日本では、木質系のバイオマスに期待ができる。日本古来の燃料である薪。お湯を沸かすのは薪で十分。
■太陽からの熱エネルギーはお湯を沸かすのに有効。
■「永続地帯」の研究で、必要なデータが業界や行政にもとめても、なかなか提供してくれず、データ収集に苦労する。推計データ含めた調査では、再生可能エネルギーの供給率が国レベルと地方レベルで大きく差がある。既に、大分県は大きな地熱発電所があるため4分の1が再生可能エネルギー。大分、秋田は温泉が豊富で地熱、富山、長野は河川が豊富で小水力など、風土に合った再生可能エネルギーを伸ばすことが必要。千葉県は洋上風力が可能性大きい。
■田舎ほど再生可能エネルギーの可能性が高い。外部資本が入ると利益等流出するので、地域の資本で産業を興せば、その地域にずっと住み続けることができるステータスになることが期待できる。

アップ2

(倉阪先生)
これは、全国における再生可能エネルギーが、現状においてどれだけ広がっているのかという研究です。日本ではどういう再生可能エネルギーがあるかということですが、太陽光発電。これは、日射量は若干違いますけども、全国平等に降り注いでいます。日本は狭い国土ですが、日本に到達する太陽光だけで、日本の国を動かすことは、技術的にもポテンシャルとしては可能です。変換効率によりますが、変換効率10%であれば、日本国土10%の太陽光パネルを敷き詰めれば、計算上は発電量としては足りる。ただし、発電の形態が、ピークが太陽光の場合には自然に引きずられるという事になりますから、なかなか太陽光だけでやろうとすると不安定だということは事実です。水力は安定的な再生可能エネルギーで、日本独自のエネルギー源として、もっと使う必要があります。降水量から言うと世界第6位です。場所によりますが、日本においてはダムを作らなくても流れ込み式の水力でかなりの部分安定的に電力を受けることができます。8月の末に山梨県の北杜市に小水力(発電所)を見に行ってきました。そうしたらですね、昨年の稼働実績96%。96%というのは24時間、365日ほとんど故障無に発電しているという事です。運用実績も90%を超えているんですね。そこは八ヶ岳の山麓なので必要な水が24時間得られています。雪溶け水が流れ込んだりしています。残念ながら千葉にはそういう所はないのですが、でも、24時間365日、水が流れている所が千葉にもあります。それは何かというと、浄水場や下水処理場です。そういった流れを、まだ、かなり使えます。実際に千葉の給水場に350キロワットのかなり大きな小水力発電所があります。幕張の給水場です。民間の東京発電(株)が事業化して採算が取れています。それくらい稼働率が良いんですね。それから、地熱(発電)。地熱は世界第3位、アメリカ、インドネシアに続きますが、日本を含めて、トップ3は、同じぐらいの資源量です。アメリカと日本は国土(面積)がかなり違いますが、資源量としては同じくらいあります。それだけ地下の活動が活発なところで日本は経済活動を行っています。そこに原発を持ち込んだのは、アメリカです。「濃縮ウランを無償であげるから使わないか」と言い始めたのはアメリカです。日本は、地熱の資源量としては(豊富に)ありますが、使ってないのです。地熱発電の設備容量から見ると世界第8位です。ニュージーランドなどは地熱でやっていこうと言っていますが、資源量からいくとニュージーランドよりも日本の方がすっと(多く)資源量があるわけです。それを使えていない理由の一つは国立公園の規制。もう一つは温泉との調整です。国立公園の規制については、今、環境省の方で規制緩和できないかという検討が始まっています。温泉についても環境省が検討しているところです。温泉については、源泉の熱量が高いところを温泉発電をして、その余熱で入浴はできるということも考える必要があります。風力(発電)については、陸地では、適地が限られています。千葉市であれば、稲毛区のあたりでできないかと考えている人もいるようです。(東京都)江東区で(風力発電が)回っているので、工夫をすれば、できないこともないかもしれません。外房のあたり、銚子などには適地があります。それから、風力の資源量としては館山のあたりが適地です。ただし館山は、国定公園との調整が必要です。特に海上。海の上では安定的な風が吹いていいますから、今後、洋上風力。特に浮体式の洋上風力。海の上に浮かべておく洋上風力に期待がかかっている状況です。バイオマス(発電)についてですが(日本は)国土の6割以上が森林で覆われている国ですから、日本においては特に木質系のパイオマスの可能性が高いということです。ただし、バイオマスは他の再生可能エネルギーと違って燃料をずっと供給し続けないとエネルギーが得られません。ほかのものは一旦設備をおいておけば、後はずっと稼働してくれます。ですから、ランニングコストが安いんですね。化石燃料、火力発電所はずっと外から燃料を買い続けないとエネルギーを得られません。バイオマスも燃料を投入し続けないと得られない。ただし、日本古来の燃料です。薪ですから。だから、煮炊きや入浴はガスで行う方がおかしいですね。昔、エイモリー・ロビンス(米国・エネルギー学者)という人が、天然ガスで風呂の湯を沸かすのは、チェーンソーでバターを切るのに等しいと言っていました。本当にもったいない事です。バターであれば、バターナイフで切れるわけです。だから風呂のお湯であれば薪で、その他、太陽熱でもできるわけです。そういった事をもう一度考える必要があるわけです。日本は再生可能エネルギーには恵まれている。この状況を把握するために、「永続地帯」という研究を進めています。毎年出していますが、今年は10月14日の金曜日に速報版を出すべく、今、データの取りまとめにかかっています。なかなか(行政が)データをくれないんですね。残念ながら、太陽光発電とか業界が(データを)持っているとは思うのですけど、我々が行くと、くれないんです。補助金情報は教えてもらえると思ったのですけども、市町村名は言えないといわれました。都道府県名と対象の施設名はわかるので、仕方がないので、大学生をバイトで雇って、どこの市町村か調べようとしている状況で、そんな問題点にぶち当たっています。今、市区町村の単位で集計をしています。市区町村は合併もしていきますので元のデータを統合しなければいけないとか、手間暇がかかります。今は1950から60くらいの市区町村があると思います。それぞれにエネルギー需要の追及をし、そして再生可能エネルギーの供給量を推計します。供給量についても、市町村ごとのそれぞれのデータで推計をします。推計はポテンシャルではなくて、実量です。設備がどこにあるか、規模はどれくらいか、稼働率はどうか。稼働率のデータは、もらえるものはデータを入れ、もらえないものは推計して、年間の発電量、あるいは熱供給量を推計しています。その結果、2007年3月、2008年3月、2009年3月の3時点で日本国内の再生可能エネルギー供給の推計ができています。10月14日に出そうとしているのは2010年3月の推計です。エネルギー需要としては民生用と農業生産用、食糧生産用のエネルギー需要を扱っています。市区町村で行いますので産業用は除外しています。産業を誘致したので永続地帯から外れたという変な話になりますので。産業政策は国の政策という形にしています。輸送用、運輸用(のエネルギー需要)はどこの市町村に帰属させて良いかわからないので除外してあります。発電所で使うエネルギーも除外しています。なので、住み続けるために必要なエネルギーのうち、どれくらい供給しているかという形になっています。民生用の中にはオフィスが入っています。オフィスや家庭は、入れてあります。そのレベルで言うと、全国の3%ちょっと、徐々に上がってきていますが、エネルギー比率としてはこのくらいです。すべてのエネルギー需要に対して再生可能エネルギーはどれくらいかと考えると1%台から落ちてしまいます。水力については、小水力だけ扱っています。大規模水力を入れると8%くらいです。全体のエネルギー需要の8%くらいが再生可能エネルギーになります。伸びている再生可能エネルギーと、伸びていない再生可能エネルギーがあって、地熱、小水力、太陽熱利用は伸びていません。熱利用が伸びていません。伸びているのは、太陽光、風力、バイオマスです。伸びているものは、政策的に補助金で誘導されていますが、実は、伸びていないところが、供給能力が高いんですね。なので、全体として底上げをしていく。特に日本の風土にあった再生可能エネルギーとして、地熱と小水力をさらにテコ入れをする必要があります。残念ながら千葉県でというと、地熱は難しいですし、小水力は山や少ないですから、コミュニティ電源としての水車であれば良いかと思いますが、条件はあまり良くないです。逆に(千葉県は)風力ですね。洋上風力の展開、あるいは浮体式ではなくても千葉であれば置ける可能性があります。都道府県レベルで言うと、大分県が4分の1を再生可能エネルギーでまかなっています。国ベースでは3%くらいですが、県ベースで言うと、すでに主要電力になっているところもあるわけです。なぜ大分県が4分の1供給できているのかというと、地熱の大きな発電所があるからです。大分県は温泉もあります。秋田県も大きな地熱の発電所があります。富山県は小水力があります。富山県には滝のような川があります。ですから、富山県はダムを作らなくても発電ができるんです。小水力では、長野県も同じです。期待していた沖縄は45位です。税金を取っていて、目的税を使って、ガソリンが安くなっている。それが原因の一つにあるのかもしれません。あと、(沖縄は)地熱や水力など安定的なものが、なかなか使えないのかなと思います。市町村で言うと57(市町村)、100%住み続けるために必要なエネルギー需要を再生可能エネルギーで、現時点でまかなっている所があるんですね。電力だけで言うと86市町村あります。(資料地図から、100%エネルギー永続地帯の紹介)それぞれの地域の特性に応じて、再生可能エネルギーの基盤が普及していくというシナリオが見えてきます。どちらかといえば、田舎だと言われていたところ、発達が遅れていると言われているところが、再生可能エネルギーという観点から先進的になってく。そういったところが、地域の産業になっていく。だから、その産業を地域の資本で興していけば、地域で住み続けることができるということですね。外部資本が入って、持っていかれたら意味がないですから。先ほどの57の市町村のうち26の市町村が食糧自給率も100%を超えている。これが、見えるように、ここであればずっと住み続けることができますよという一つのステータスになるように期待して(永続地帯の)研究をしています。震災の影響があった東北地方は、そういう条件に恵まれています。秋田、青森、岩手とかは食糧自給率は100%超えていて、エネルギー自給率も10%超えています。


(倉阪教室ノート Part3に続きます)

プロフィール

ave.sun.

Author:ave.sun.
毎度!あヴぇさんです!

身長169.7cmあります。
170という壁を一度も超えたことがありません。

普通に会社員してますが、休日に地域のイベントに出没することがあります。

気分的には、かなり!千葉県民です。

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